岩手、宮城で津波20センチ
12日午前4時22分ごろ、宮城、福島、茨城、栃木の各県で震度4の地震があった。気象庁は、岩手、宮城、福島各県に津波注意報を出し、岩手県大船渡市と宮城県石巻市で20センチ、福島県相馬市で10センチの津波を観測した。東日本大震災の余震としている。
岩手、宮城両県で約2万6千人に一時避難勧告が出た。福島県では階段から落ちた女性が重傷を負うなど、計3人がけがをした。
気象庁によると、震源地は福島県沖で、震源の深さは約10キロ。地震の規模はマグニチュード(M)6・8と推定される。
津波注意報は、4月2日にチリ北部沖で起きたM8・2の地震で翌3日に出て以来。
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