米中戦略・経済対話が北京で開幕
【北京共同】米中両政府が政治や経済の課題を話し合う閣僚級の「米中戦略・経済対話」が9日、北京で始まった。中国の習近平国家主席は開幕式で「互いに主権と領土を尊重しなければならない」と述べ、東・南シナ海などでの領有権争いを念頭に領土問題で一切妥協しない方針を強調、米国の介入をけん制した。
米側は今回、中国の一方的な行動が地域の緊張を高めているとして明確に懸念を伝え、サイバー攻撃による産業スパイの中止も要求する方針。中国側も譲らない構えで、両国の主張がぶつかり合う場となりそうだ。
10日までの2日間の日程で開かれる。
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