東京女子医大は6日、臨時理事会を開き、同医大病院で首を手術した2歳男児が死亡した医療事故で病院側の対応を批判していた笠貫宏学長を解任、高桑雄一医学部長を問責することを決めた。笠貫学長が明らかにした。
学長によると、事故をめぐり吉岡俊正理事長や理事らに総退陣を求めたり、独自に記者会見を開いたりして学内を混乱させたことが理由とされた。
理事会終了後、取材に応じた笠貫学長は「理由に正当性はなく、受け入れる気持ちはない。大学改革のために何をすべきか考えたい」と述べた。理事長らは取材に応じなかった。
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