台風8号、沖縄に大雨特別警報
大型で強い台風8号の影響で、沖縄では9日、読谷村で1時間に96・5ミリの猛烈な雨が降るなど各地で記録的な大雨となった。気象庁は未明、沖縄本島地方への大雨、暴風、波浪の特別警報を解除したが、朝に大雨の特別警報を再び発表した。
気象庁は「経験したことのないような大雨が降る所がある」とし、土砂崩れや浸水に最大級の警戒を呼び掛けた。
台風からの暖かく湿った空気が梅雨前線に流入。1時間雨量が新潟市西蒲区で65・0ミリ、新潟県佐渡市で64・0ミリで観測史上最多となるなど、本州にも影響が広がった。
台風は進路を次第に東寄りに変え、10日に九州に近づき、上陸の恐れも。
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