通信教育大手ベネッセコーポレーションの顧客情報流出問題で、データにアクセスした痕跡のあるIDを同社側から与えられていた外部業者の派遣社員に対し、警視庁が不正競争防止法違反の疑いで、月内にも強制捜査する方針を固めたことが14日、捜査関係者への取材で分かった。派遣社員は、警視庁の任意聴取に「金が欲しくてやった」と話し、関与を認めていることも関係者への取材で判明した。
警視庁は、派遣社員がデータを持ち出した疑いが強いとみて、勤務状況とアクセスされた日を照合するなど、詰めの捜査をしている。
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