通信教育大手ベネッセコーポレーションの顧客情報流出問題で、顧客データは同社のサーバーから昨年末ごろに複数回コピーされて持ち出されたとみられることが11日、ベネッセ関係者への取材で分かった。
情報を持ち出した人物は、ベネッセの関連会社でグループのシステムを担当する「シンフォーム」から、顧客情報管理を委託された業者の関係者である可能性が高いことも判明した。警視庁は不正競争防止法違反の疑いで、詳しい経緯を調べている。
ベネッセ関係者によると、昨年末ごろ、ベネッセのサーバーに複数回アクセスし、顧客情報を引き出した痕跡が見つかった。
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