親ロ派拠点都市を奪還
【モスクワ共同】ウクライナ政権部隊は5日、親ロシア派武装集団が占拠し軍事拠点としていた東部ドネツク州北部の都市スラビャンスクを奪還した。ウクライナ大統領府が発表した。スラビャンスクは親ロ派が4月中旬に支配を固め、要塞化していた。政権側にとっては掃討作戦の大きな前進で、戦況を優位に運ぶきっかけとなる。
政権側と親ロ派は、再停戦に向けた協議再開の最終調整を平行して進めているもようだ。
親ロ派は「武装集団の本部があったスラビャンスクを脱出した」と明け渡したことを認めており、別の都市に本部を移すため部隊を移動させている。
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