台風8号、10日に九州横断へ
台風8号は9日午後、九州の西海上を東へ進み、九州に接近した。長崎県の五島列島は風速25メートル以上の暴風域に入り、10日の日中に九州へ上陸、横断した後、本州の南岸を西日本から東日本に向かう恐れが高い。
台風の勢力は次第に弱まっているが、梅雨前線にも影響を与えて各地で強い雨が続き、長野県南木曽町では家族4人が土石流に巻き込まれ、中1男子(12)が死亡。福島県郡山市でも増水した川に転落したとみられる男性(83)が死亡した。
九州も、大分市で信号待ちの女性(77)が風で転倒して骨折の疑いなど5人が負傷した。
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