【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)が、市場に大量のお金が出回るようにする現行の量的緩和政策を10月に終える方針で一致したことが9日分かった。日本経済の今後を不安視する見方があることも判明。同日公表の6月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で明らかになった。
量的緩和について、FRBは1月以降、米国債などの購入額を徐々に減らしている。最近は雇用改善が加速しているが、減額ペースを維持したまま市場予想通りの10月に量的緩和を終える見通しが明確になった。
今後は事実上のゼロ金利政策を解除して利上げに踏み切る時期が焦点となる。
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