指揮者ロリン・マゼール氏死去
【ニューヨーク共同】世界的な指揮者で、米名門オーケストラのニューヨーク・フィルハーモニックを率いて北朝鮮の平壌で公演した巨匠ロリン・マゼール氏が13日、肺炎の合併症のため、米南部バージニア州の自宅で死去した。84歳だった。マゼール氏の団体が同日発表した。
1930年、フランス生まれの米国人。5歳でバイオリン、7歳で指揮のレッスンを始め才能を発揮。ドイツ・バイエルン放送交響楽団の音楽監督など各国のオーケストラで要職を務め、2002年にニューヨーク・フィルの音楽監督。08年に米朝初の本格的文化交流として、同フィルの平壌公演を挙行した。
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