【ワシントン共同】米国防総省が海軍作戦本部に海上自衛隊の連絡官を8月から受け入れ、常駐させる方針を固めた。中国の海洋進出や北朝鮮の核・ミサイル開発などをにらみ、日米同盟を強化して米軍と自衛隊の運用一体化を進める狙い。複数の日米政府筋が8日、明らかにした。
安倍政権が閣議決定した集団的自衛権の行使容認で想定される、米海軍と海自の連携強化を補完する。米海軍の中枢を担う作戦本部には、これまで英国とオーストラリアの軍高官が常駐しているが、海自の隊員が常駐するのは初めて。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。