米、集団的自衛権「強力支持」
【ワシントン共同】小野寺五典防衛相は11日午後(日本時間12日未明)、米国のヘーゲル国防長官とワシントン郊外の国防総省で会談した。安倍政権による集団的自衛権の行使容認を、自衛隊と米軍の役割分担を定めた防衛協力指針(ガイドライン)に反映させる考えで一致した。指針の年内改定に向け、9月を視野に、中間報告を作成することも確認した。ヘーゲル氏は会談後の共同記者会見で、行使容認の閣議決定を「強く支持する」と表明した。
日米指針に集団的自衛権の行使が盛り込まれれば1978年の策定以来初めてとなる。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。