政府、脱法ハーブ対策を協議
政府の薬物乱用対策推進会議は8日、東京のJR池袋駅付近で8人が死傷した交通事故など脱法ハーブが絡む事故が相次いだことを受け、関係閣僚による臨時会合を開き、対策を協議した。事故や事件の引き金になりかねないと問題視しており、薬物乱用防止へ、早急に対応する必要があると判断した。
会議には、議長を務める森雅子内閣府特命担当相のほか、菅義偉官房長官らが出席。
脱法ハーブを含む脱法ドラッグをめぐり、警察庁や厚生労働省は危険な薬物にふさわしい新たな名称への変更を検討している。同時に、規制や摘発の強化に取り組むが、次々と新種が流通し、追い付いていないのが実情だ。
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