ヘイトスピーチ、二審も賠償命令
「ヘイトスピーチ」(憎悪表現)と呼ばれる人種差別的な街宣活動で授業を妨害されたとして、朝鮮学校を運営する京都朝鮮学園が「在日特権を許さない市民の会」(在特会)とメンバーらに損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁は8日、賠償などを命じた一審京都地裁判決を支持し、在特会側の控訴を棄却した。
昨年10月の一審判決は、街宣は人種差別で違法と認定。約1200万円の支払いと学校周囲での街宣禁止を命じた。在特会のヘイトスピーチを人種差別とした初の司法判断だった。
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