通信教育大手ベネッセコーポレーションの顧客情報流出問題で、データを入手した複数の名簿業者が、警視庁の任意の事情聴取に「子どもの名簿で貴重なものだと思い、別の業者に転売した」と話していることが13日、関係者への取材で分かった。
データが希少価値のある子どもの個人情報を含んでいたため、業者間で活発に取引された可能性が高い。警視庁は拡散の状況を調べるとともに、データの管理業務に携わった関係者からも事情を聴くなどして、不正競争防止法違反(営業秘密の複製、開示)容疑での捜査を進める。
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