JR池袋駅近くの繁華街で車が暴走して8人が死傷するなど、脱法ドラッグの影響とみられる事故が相次いだことを受け、東京都が週内に、都内で脱法ドラッグを販売する約70店舗を立ち入り検査する方針を固めたことが8日、関係者への取材で分かった。
脱法ハーブを含む脱法ドラッグをめぐっては、規制が流通に追いつかず、安倍晋三首相が規制の見直しなどを指示したばかり。都は警視庁や厚生労働省と合同で、販売店の実態を把握し、有効な対策を検討する。
関係者によると、関連する商品が見つかった場合、都は店頭から撤去させ、販売しないよう行政指導する。
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