大阪・高槻で高齢患者11人死亡
大阪府高槻市は6日、市内の私立新生病院で、昨年1年間に60~90代の入院患者21人が多剤耐性緑膿菌に感染し、うち11人が死亡したと明らかにした。いずれも院内感染とみられる。
新生病院によると、感染したのは男性15人、女性6人。五つある病棟のうち四つの病棟に入院していた。死亡した11人は肺炎や脳出血を患っていた62~92歳の男女で、うち6人の直接の死因は感染によるものではなかった。
6日に会見した病院幹部は「器具を介して感染が拡大した可能性がある」と話した。
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