【ラスベガス共同】米家電協会(CEA)は5日、携帯電話やタブレット端末など情報家電の世界売上高が、2014年に前年比1%減の1兆550億ドル(約110兆円)になるとの予測を発表した。新興国での販売が伸び悩み、13年(1兆680億ドル)をピークに減少に転じる見通し。
これまで成長のけん引役だった中国などアジアの新興国が前年の2桁の伸びから、1%増に減速。スマートフォンやタブレットの低価格化が進んでいることが響く。堅調だった北米がマイナスに転じるほか、日本を含むアジアの先進国や西欧も減少が続く。
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