日本体操協会は4日、男子の内村航平(コナミ)が床運動、平行棒、鉄棒の3種目にエントリーしていた全日本種目別選手権(5日開幕・千葉ポートアリーナ)を欠場すると発表した。5月に左肩を痛めた内村は協会を通じたコメントで「目標とする最高の演技が難しい」とし、医師らと相談して回復を優先したと説明した。
大会は世界選手権(10月・南寧=中国)の代表最終選考会を兼ねるが、内村は4月のワールドカップ東京大会で優勝した時点で代表入りを決めている。個人総合で5連覇が懸かる世界選手権へ「最高のパフォーマンスを発揮できるように努力する」と誓った。
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