▽ドイツ―ポルトガル(日本時間17日午前1時・サルバドル)
強豪がぶつかる1次リーグ屈指の好カード。優勝候補の一角、ドイツが総合力で優位に立ち、ポルトガルは世界最高の選手と評される絶対的エース、FWロナルドがチームの命運を握る。
ドイツは隙の少ない布陣で選手層も厚い。鋭い反応を見せるGKノイアーや経験豊富なラームが守備を引き締め、進境著しいエジルとミュラーが敵陣に切り込む。空中戦に強いベテランFWクローゼは、ロナウド(ブラジル)が持つ歴代最多の通算15得点にあと1と迫っている。
ポルトガルのロナルドはスピード、決定力とも超一流で、一人でゴールをこじ開けられる。欧州チャンピオンズリーグ(CL)を制したレアル・マドリード(スペイン)で同僚のDFペペを中心に集中して守り、エースにボールを託せば勝機が見えてきそうだ。
ガーナ、米国が同組のG組は激戦で、初戦の結果は大きな意味を持つ。互いに勝ち点3を目指した緊張感のある攻防となるだろう。(共同)
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