都、五輪カヌー会場の変更検討
2020年東京五輪の会場計画見直しを明らかにした東京都が、江戸川区の葛西臨海公園に予定していたカヌー・スラローム会場の変更を検討していることが13日、関係者への取材で分かった。
日本野鳥の会は「豊かな自然環境が育ち、区民をはじめ住民にとってかけがえのない場所」として、隣接の都有地への変更を都に提案。区も自然保護の観点から同様に変更を求めていた。都は、環境に配慮して見直しを進める意向だ。
立候補ファイルなどによると、公園西側に座席数1万2千席の会場を新設し、大会後はカヌーのほか、ラフティングなどのレクリエーションに使える施設を残す計画だった。
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