サンパウロの建設現場で死亡事故
【リオデジャネイロ共同】サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会の開幕戦が12日に行われる最大都市サンパウロの空港の近くで9日、建設中のモノレールのコンクリート製レールが落下し、男性作業員(25)が死亡、作業員2人が負傷した。ブラジルのメディアが伝えた。
現場は主に国内線で利用されるコンゴニャス空港の近く。同空港とサンパウロ市内を結ぶモノレールは当初、W杯開催に合わせて開業することを目指していたが、工事が遅れて間に合わないことが決まっていた。
落ちたレールは重さ90トンで、高さ25メートルに設置する作業中だった。
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