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ベルギー勝てば決勝Tへ

[2014年06月21日 18:02]

 ▽米国―ポルトガル(日本時間23日午前7時・マナウス)
 初戦、終盤に勝ち越した米国は波に乗っている。対してポルトガルは、4失点と惨敗スタート。対照的な状況で顔を合わせる。
 米国の攻撃を担うのはデンプシー。統率力に加え、突破力も備える。ベドヤ、ジョーンズらMFが積極的にサイドから攻め上がりたい。
 ポルトガルは出場停止のペペに代わり、コスタがセンターバックで起用される見通し。初戦で不発だったエースのロナルドは左膝に不安を抱えるが、先発するとみられる。ナニ、ポスティガらの攻撃陣に奮起が求められる。
 ▽ベルギー―ロシア(日本時間23日午前1時・リオデジャネイロ)
 ベルギーは勝てば1次リーグ突破が決まる。堅守が売りの相手に対し、才能あふれる若手攻撃陣が本領を発揮できるかが鍵になりそうだ。
 初戦はアルジェリアに思わぬ苦戦をしたが、後半にフェライニらを投入して何とか逆転勝ちした。先発しながらシュート0本に終わったFWルカクは積極性を出せるか。2列目のアザールの飛び出しや、デブルイネのミドルシュートにも期待がかかる。
 ロシアはリスク管理を徹底した組織戦術が光る。攻撃ではココリンを中心に、好機を確実に仕留めたい。
 ▽韓国―アルジェリア(日本時間23日午前4時・ポルトアレグレ)
 ともに開幕前から勝ち点3をもくろんできた試合だろう。アルジェリアはベルギーとの初戦でカウンターのスタイルを徹底し、先制するなど善戦した。実力伯仲の相手に対し、欧州のクラブに所属するタイデル、フェグリが中盤で主導権を握りたい。
 韓国はベルギー戦を最後に控える。初戦はリスクの少ない戦いに終始したが、より攻撃的に出てくるだろう。ロシア戦では先発したFWの朴主永がそれほど機能せず、途中出場の李根鎬がゴールした。展開によっては、攻撃的な選手の早めの投入がありそうだ。

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