競泳で北京銅の佐藤が引退
競泳の花形種目、男子100メートル自由形で日本選手として初めて50秒の壁を破り、2008年北京五輪の400メートルメドレーリレーでは銅メダル獲得に貢献した佐藤久佳(27)が1日、「2年後の五輪を目指す気力が湧かない。悔いはない」と話し、現役引退を表明した。所属したミキハウスは6月30日に退社した。今後については未定という。
北海道出身。東京・日大豊山高を経て、日大1年だった05年、日本学生選手権の400メートルリレー予選で第1泳者として49秒73を出し、日本水泳界で長年の悲願だった50秒突破を果たした。「今思えばすごいことをした」と述懐した。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。