東京都の舛添要一知事は27日の定例記者会見で、2020年東京五輪・パラリンピックの会場計画見直しについて「国内競技団体は一緒に努力してほしい」と述べ、協力を求める姿勢を示した。
競技団体側に、計画見直しの事前説明がなく、戸惑いが広がっている。
舛添知事は「天文学的な建設コストになったとき、どこからお金を持ってくるのか」と述べ、整備費削減の重要性を強調。選手村から離れた会場の場合は、宿泊先を手配する考えも示した。
また、同日まで開かれた国際オリンピック委員会(IOC)の調整委員会との会合は「準備状況に関し、高い評価を得られた」と語った。
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