【準々決勝】
▽フランス―ドイツ(日本時間5日午前1時・リオデジャネイロ)
ともに優勝経験のある伝統国が、W杯では1986年以来となる顔合わせ。層の厚いドイツ優位だが、フランス攻撃陣の爆発力も侮れない。
ドイツは攻撃のタレントが豊富。独創性にあふれるエジルやシュバインシュタイガーらがワントップのミュラーを支える。36歳のクローゼが控えるのも心強い。広い守備範囲のGKノイアーと、守備的MFラームは安定感があり堅守を支える。
フランスは1次リーグで3得点のエース、ベンゼマが鍵を握る。ジルーやバルブエナとともに、積極的に攻め込んで流れを引き寄せられるか。
▽ブラジル―コロンビア(同午前5時・フォルタレザ)
互いに手の内を知る南米勢同士で激戦必至だ。ブラジルのスコラリ、コロンビアのペケルマン両監督の采配も鍵を握る。
キーマンはともに22歳の背番号10。ネイマールは4得点、ロドリゲスは5得点を決めている。エースを封じることが、勝利への最短距離になる。
ブラジルはネイマール以外の攻撃陣の奮起が不可欠。フレジやオスカルらが存在感を示せないと、苦戦は免れない。ここまで絶好調のコロンビアは攻撃陣の層が厚く、サイドから切り込むクアドラードは乗っている。守備陣はGKオスピナの存在が頼もしい。(共同)
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