全国・海外ニュース/ スポーツ

メキシコは五輪組が成長

[2014年06月12日 19:11]

 ▽メキシコ―カメルーン(日本時間14日午前1時・ナタル)
 A組はブラジルが実力でリードしており、2位争いを勝ち抜くために、ともに落とせない初戦。
 メキシコは予選で苦しみ、大陸間プレーオフに回ったものの、ロンドン五輪優勝を経験したドスサントスらが成長し、地力はある。直前の親善試合は無得点で2連敗しただけに、エルナンデス、ペラルタら攻撃陣の奮起が求められる。
 個々の身体能力に優れるカメルーンは守りが堅く、33歳のFWエトーもドイツとの親善試合で得点するなど健在ぶりを示した。ブラジル入り直前に報酬をめぐるもめ事が起きた不安を拭えるか。
 ▽スペイン―オランダ(同14日午前4時・サルバドル)
 南アフリカ大会決勝の再現。4年前に延長の末に優勝したスペインが総合力で優位に立つ。
 スペインは前回の主力に加え、控えの底上げで選手層が厚い。シャビやイニエスタを中心にボールを保持して主導権を握りそうだ。ワントップには新鋭のディエゴコスタや、ビリャらを使う選択肢があり、デルボスケ監督の起用法も興味深い。
 オランダは主力の負傷離脱の影響で、大会直前から3バックを採用した守備的布陣を試している。攻撃の柱となるファンペルシーとロッベンの個人技で劣勢をはね返したい。
 ▽チリ―オーストラリア(同午前7時・クイアバ)
 1次リーグ突破へ、ともに白星が欲しい一戦は、チリが優位か。豊富な運動量をベースにした多彩な攻撃で流れを引き寄せられるかが鍵。5月に右膝を手術したMFビダルの回復が待たれる状況にあって、決定力が高く、チャンスメークもできるFWサンチェスの存在が頼もしい。
 W杯に初めて出場する選手が多いオーストラリアは、しぶとく守って勝機をうかがう。ボールを保持するサッカーを目指しているが、空中戦に強いケーヒルらが、セットプレーやロングボールから好機をつくれるかもポイントだろう。(共同)

スポーツ一覧

6月12日

6月11日

6月10日

6月09日

6月08日

6月07日

6月06日

6月05日

6月04日

6月03日

6月02日

6月01日

5月31日

5月30日

5月29日

5月28日

5月27日

5月26日

5月25日

5月24日

5月23日

5月22日

5月21日

5月20日

5月19日

5月18日

5月17日

5月16日

5月15日

5月14日

※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA