親善試合で領土主張の横断幕
【リオデジャネイロ共同】サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会開幕を控え、アルゼンチン中部ラプラタで7日行われた国際親善試合で、アルゼンチン代表チームが試合開始直前に「マルビナス(英領フォークランド)諸島はアルゼンチンだ」と書いた横断幕を掲げた。英BBC放送(電子版)が伝えた。
アルゼンチンは同諸島の帰属をめぐり英国と緊張関係にあり、1982年にはフォークランド紛争に発展した。国際サッカー連盟(FIFA)は試合会場での政治的な宣伝活動を禁じており、親善試合もFIFAの監督下にある。
試合はアルゼンチン代表が2―0でスロベニア代表を下した。
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