サンパウロ、地下鉄スト駅で衝突
【サンパウロ共同】サッカー・ワールドカップ(W杯)開幕を直前に控えたブラジル・サンパウロの地下鉄駅で6日、駅を占拠したストライキ中の地下鉄職員らが治安部隊と衝突し、部隊側が催涙ガスやゴム弾を使い鎮圧する騒ぎとなった。地元メディアが伝えた。
5日に賃上げを求めて始まったストは続いており、市内の交通網は依然混乱。6日には道路計約200キロが渋滞になった。12日に開幕戦が行われるサンパウロの競技場に行くには電車を使う必要があり、交通網の混乱が続けば観戦に影響が出るのは必至だ。
一方、市民の間ではW杯期間中のデモを敬遠し、大会を歓迎する動きも出始めている。
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