▽アルゼンチン―ボスニア・ヘルツェゴビナ(日本時間16日午前7時・リオデジャネイロ)今大会初となるマラカナン競技場での試合は、両エースの出来が勝敗を分けそう。優勝候補のアルゼンチンはメッシ、初出場のボスニア・ヘルツェゴビナはジェコに注目だ。
メッシは自身3度目のW杯で、今度こそ世界最高レベルの実力を発揮できるか。前回大会は5試合でシュート30本を放ちながら無得点に終わり、8強止まりだった。チームはイグアイン、ディマリア、アグエロら豊富なタレントがそろう。得意のドリブルや卓越したゴールセンスなど、個人の圧倒的な能力を示せる環境は十分に整っている。
ジェコは欧州予選で10試合10得点。マンチェスター・シティー(イングランド)では16ゴールを挙げてリーグ優勝に貢献した。番狂わせには、この大型FWの活躍が欠かせない。
昨年11月の親善試合ではアルゼンチンに0―2と敗れたが、大会直前の強化試合はコートジボワールとメキシコに連勝。上り調子でW杯の初戦に臨む。(共同)
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