【リオデジャネイロ共同】サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会開幕を目前に控えた12日午前、開幕戦の舞台である最大都市サンパウロなどでW杯開催に抗議する小規模なデモがあった。
地元メディアによると、サンパウロ市内の地下鉄駅近くで行われたデモに参加したのは20人程度。開幕戦が行われる競技場につながる道路を封鎖しようとしたが、警官隊が催涙ガスなどで排除した。取材していた女性ジャーナリストが軽傷を負い、担架で搬送された。
W杯に反対する労働組合などは12日、リオデジャネイロや、日本戦が行われる北東部レシフェなど全土で抗議行動を呼び掛けている。
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