乱入相次ぎW杯の会場警備に不安
【ナタル共同】サッカー・ワールドカップ(W杯)開催中のブラジルで、試合会場の警備への不安が高まっている。リオデジャネイロの競技場ではサポーターが乱入する事件が続発。治安当局が、開幕前から拡大が懸念されたデモの対応に追われ、肝心の会場の警備が手薄になったことが背景にあるようだ。
「試合を見させろ。何千キロも旅してきたんだ」。リオのマラカナン競技場で18日、試合開始前にチケットを持たないチリのサポーター87人が柵を破壊するなどして侵入、記者室の資材を壊したなどとして拘束された。同競技場では15日にもアルゼンチンのサポーター約20人が侵入、9人が拘束された。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。