【ローザンヌ(スイス)共同】国際オリンピック委員会(IOC)は8日、スイスのローザンヌで理事会第2日の審議を行い、2020年東京五輪の準備状況について6月に初めて訪日した調整委員会のコーツ委員長が報告した。同委員長は「国の支援や財政、マーケティングなど全てが順調に推移している。この時点で大きな問題はない」と満足感を示した。
コーツ委員長は会場計画の見直しにも触れ「カヌー・スラローム会場は改善が必要だった。今後もコスト削減などで変更が必要な場合は支援する」と理解を示した。出席したブブカ理事は「東京の報告は完璧で懸念の声は何も出なかった」と話した。
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