金沢市の出初め式、妙技を披露
金沢市の消防出初め式が5日、金沢城公園で行われ、消防団員が江戸時代の火消し「加賀とび」の妙技「はしご登り」を披露した。
快晴の下、市消防局と地元消防団員の約1300人が参加。高さ約6メートルのはしごが39本立てられると、法被姿にねじり鉢巻きを巻いた団員が勢いよく登り、足だけで体を支え、体を水平に伸ばす「ウグイスの谷渡り」などの技を繰り出した。
俳句サークルの仲間と一緒に訪れた福井市の無職加畑一吉さん(77)は「勇壮だ。雨や雪で情景が違うので、毎回楽しみ」と話していた。
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