【ワシントン共同】ヘーゲル米国防長官と小野寺防衛相は4日、電話会談し、ヘーゲル氏は日本が「周辺国との関係改善」に取り組む重要性を強調した。国防総省が同日明らかにした。安倍首相の靖国神社参拝に対する中国、韓国の反発を踏まえた発言とみられる。
首相の靖国参拝について、米国は「失望」を表明する国務省報道官らの声明を発表しているが、閣僚の直接的な反応が示されたのは初めて。
防衛省筋によると、ヘーゲル氏は「関係国との良好な関係を構築しつつ、安全保障協力を推進することが重要だ」と述べた。
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