空から雲海染める初日の出
富士山周辺を飛行しながら初日の出を眺める全日空の遊覧チャーター便が1日早朝、羽田空港を飛び立ち、乗客約340人が美しい眺めを楽しんだ。
「ジャンボ機」の愛称で親しまれ、3月に引退するボーイング747―400型機は、長野県上空を高度約5800メートルで旋回。午前6時45分ごろ、富士山の周りに広がる雲海からオレンジ色の朝日が姿を見せると乗客からため息が漏れた。
孫と搭乗した東京都中野区の霜村澄子さん(82)は「世界遺産になった富士山と一緒に初日の出が見られ、人生最高の気分です」と笑顔で話した。
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