年賀状、新春の街へ
年賀状配達の出発式が1日朝、近代郵便発祥の地、日本橋郵便局(東京都中央区)であり、防寒着姿の配達員約40人が出発の合図とともに新春の街に駆けだした。
午前8時からの出発式には、明治時代の制服に身を包んだ配達員も参加。新藤義孝総務相は「時代は変わっても気持ちを自らの筆で届けることには意義がある」とあいさつした。
配達員が近くの老舗和菓子店に年賀状の束を届けると、店主は「新年早々ご苦労さま」と受け取った。日本郵便によると、全国で元旦に配達される年賀状は昨年より3・8%少ない約18億2900万通。
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