【サンパウロ共同】サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会開幕を間近に控え、観戦客の玄関口となる最大都市サンパウロの日本総領事館は28日、現地旅行会社を対象に治安情勢の説明会を開き「日本人の被害者を一人も出さないことが目標だが、もし襲われても絶対に抵抗しないよう(観戦客に)伝えてほしい」と呼び掛けた。
ブラジルの治安は劣悪で、強盗に抵抗して拳銃を発砲され、死傷者が出る事件が後を絶たない。日本外務省は日本代表が1次リーグを戦う3都市に臨時事務所などを置き、24時間態勢で強盗被害の対応などに当たる。
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