日本スポーツ振興センター(JSC)は31日、解体される国立競技場の座席や芝生などの販売を始め、25万円と最も高額な貴賓席やマンホール(2万200円)入場ゲートの看板(1万5千円)座席案内板(1万円)がいずれも1時間以内に完売するなど、好調なスタートとなった。
お別れイベントがあったこの日は、競技場のコンコースでも受付を行い、多い時は50人以上が列をつくった。JSCの担当者によると、5センチ四方の卓上容器に入った芝生(1800円)の注文が多かったといい「予想以上の反応で驚いた。皆さんに愛されていたことがあらためて分かった」と話した。
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