世界ボクシング協会(WBA)フェザー級タイトルマッチ12回戦は31日、マカオで行われ、ノニト・ドネア(フィリピン)が3―0の負傷判定でスーパー王者のシンピウェ・ベチェカ(南アフリカ)を破り、5階級制覇を達成した。
ドネアは1回に偶然のバッティングで左まぶた付近を切った。傷を気にして攻めあぐねたが、4回に左の強打でダウンを奪った。流血が増し、5回開始直後に試合が止められた。消化不良の内容にドネアは「ちゃんとした闘いではなく、申し訳ない。再戦を約束する」と浮かない表情だった。(共同)
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