日本体操協会は29日の常務理事会で、滋賀県の体操クラブから跳馬を盗んだとして建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕され、大津地検が不起訴とした元京都体操協会副理事長の河合稔之氏に日本協会として初めての永久追放処分を科す方針を決めた。6月8日の理事会で最終決定する。
日本協会の懲戒委員会では無期限登録抹消処分を提案したが、渡辺守成専務理事は最も重い処分に踏み切った理由について「2020年東京五輪を控え、スポーツ界が注目される中、襟を正さなくてはいけない」と説明した。
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