W杯必勝祈って蹴鞠
サッカーのワールドカップ(W杯)日本代表の必勝を祈願した蹴鞠が31日、京都市左京区の下鴨神社で催され、ゲストとして招かれた元日本代表の中田英寿さん(37)も烏帽子や水干などの伝統装束姿で登場した。
鞠が地面に落ちないよう蹴る、平安時代の貴族が興じた蹴鞠を新春恒例行事にしている下鴨神社の祭神「八咫烏」は日本サッカー協会のシンボルマーク。同神社によると、W杯に際して蹴鞠が奉納されたのは今回が初めて。蹴鞠保存会のメンバー8人の華麗な脚さばきを中田さんは真剣なまなざしで見つめ、蹴鞠には参加しなかった。中田さんは「神事を汚したくない」と話したという。
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