大相撲、大砂嵐が鶴竜から金星
大相撲名古屋場所5日目は17日、愛知県体育館で行われ、エジプト出身の平幕大砂嵐が横綱初挑戦で鶴竜を逆転のすくい投げで破り、金星を挙げた。初土俵から15場所目での初金星は、年6場所制となった1958年以降では14場所の小錦に次いで2番目の速さ(幕下付け出しを除く)。鶴竜は初黒星。横綱白鵬は嘉風をはたき込んで全勝を守った。
横綱日馬富士は豊真将を押し倒し、連敗を免れて4勝目。大関陣はかど番の琴奨菊が勢を寄り切って5連勝とし、稀勢の里は魁聖を下して4勝1敗。
全勝は白鵬、琴奨菊に平幕の高安、千代丸を加えた4人となった。
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