日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)は26日、東京・両国国技館で大相撲夏場所後の定例会合を開き、優勝した横綱白鵬に1差の13勝2敗だった大関稀勢の里について、7月の名古屋場所で全勝優勝した場合でも、綱とりの可能性は不明との説明を北の湖理事長(元横綱)から受けた。出席した委員から異論は出なかったという。
内山斉委員長(読売新聞グループ本社顧問)は「まだ物足りない。下位への取りこぼしがあり、もろさがある」と稀勢の里の奮起を促した。
新横綱鶴竜が9勝6敗に終わり、内山委員長は「6敗はいただけない」と苦言を呈した。
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