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新国立競技場は下段全体が可動席

[2014年05月27日 22:08]

 2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場が、8万人を収容する観客席を3段構造とし、最下段の全体を可動席とする計画であることが27日、複数の関係者の話で分かった。周辺の景観に配慮し、屋根の高さも昨年11月の時点で計画していた75メートルから低くして70メートル程度とする。
 競技場を管理・運営する日本スポーツ振興センター(JSC)は、28日の有識者会議に提出する基本設計案にこの計画を盛り込む。
 可動席はサッカーやラグビーの試合で観客の臨場感を高めるために導入され、ピッチ際までせり出す。

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