2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場が、8万人を収容する観客席を3段構造とし、最下段の全体を可動席とする計画であることが27日、複数の関係者の話で分かった。周辺の景観に配慮し、屋根の高さも昨年11月の時点で計画していた75メートルから低くして70メートル程度とする。
競技場を管理・運営する日本スポーツ振興センター(JSC)は、28日の有識者会議に提出する基本設計案にこの計画を盛り込む。
可動席はサッカーやラグビーの試合で観客の臨場感を高めるために導入され、ピッチ際までせり出す。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。