国立競技場最後のツアーにぎわう
2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとして改築される国立競技場で22日、解体前最後のスタジアムツアーが行われ、数々の熱戦が繰り広げられた舞台を目に焼き付けようと訪れた親子連れらでにぎわった。解体は7月に始まり、56年の歴史が幕を閉じる。
ツアーはグラウンドレベルから聖火台や貴賓室まで場内各所を回る内容。管理・運営する日本スポーツ振興センター(JSC)によると、ツアーは1月からこれまで44日間行われ、来場者は2万人を超えた。
川崎市の無職男性(68)は「われわれの世代はこのスタジアムと同じ時代を過ごしてきた。寂しい感覚はある」と語った。
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