窃盗の冨田選手、当初案通り処分
日本水泳連盟は30日、東京都内で臨時理事会を開き、韓国の仁川で開かれたアジア大会で窃盗事件を起こして略式起訴され、日本選手団から追放された冨田尚弥選手(25)を、倫理委員会の案通りに2016年3月末まで選手登録停止とする処分を正式に決めた。
冨田選手が11月6日に記者会見を予定しており、「盗み行為はやってはいない」と弁明する方針であることに対しては、泉正文専務理事は「われわれが捜査をすることはできない。韓国の検察の判断を基にしか処分を決められない」と語り、司法当局の判断が覆らない限り処分は見直さない考えを示した。
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