新国立競技場めぐりシンポ
2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場計画についてのシンポジウムが1日、東京都港区の建築会館ホールで開かれた。競技場のデザインの審査員だった内藤広東大名誉教授は、審査の在り方について「拙速だったと言われても仕方がない」と話した。
その上で、競技場の構造や設備などについて「世界で初(の技術)というような内容がいくつもある」と指摘。「この短時間で、未来の国民に納得してもらえる競技場にするのは至難の業」と述べた。
シンポジウムには、競技場の規模縮小を訴えている建築家の槙文彦さんらも参加、「問題だらけの競技場」と批判した。
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