高校野球の甲子園大会で春夏通じて7度の優勝を誇る古豪、愛媛・松山商高は16日、野球部内で上級生による下級生への暴力行為があったと発表した。既に活動を自粛しており、愛媛県高野連にも報告したという。同高野連が主催し、18日に始まる1年生大会への出場を辞退した。
同校によると、8~9月に2年生3人が1年生5人に対してバットで胸を突いたり、投げ飛ばしたりした。悪ふざけの延長や、指導の行き過ぎがあったという。10月初めに野球部長が被害の訴えを受けて判明した。
白木俊一教頭は「生徒や保護者に心からおわびしたい。再建に向けて取り組んでいきたい」と話した。
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