【ロンドン共同】国際サッカー連盟(FIFA)のバルク事務局長は29日、来年の女子W杯カナダ大会を人工芝のピッチで実施することについて、公式サイトで「各都市のスタジアムも練習会場も、最高水準のものになる」と語り、問題はないとの見解を示した。
人工芝での開催については、米国代表FWワンバックらが男女差別に当たるとして提訴している。同事務局長は「女子の大会であることや金銭面の問題ではなく、カナダの気候では天然芝のピッチを確保するのが難しいため」と説明した。
さらに「最高の品質のピッチであれば、男子のW杯も人工芝で実施される可能性は十分ある」と主張した。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。